特許事務所の所長さんなどにブログをつけていらっしゃる方は多いですが、その目的はさまざまだと思います。完全に宣伝目的の場合、日常の出来事を綴る場合などありますが、一番多いのが仕事に関する出来事、考えなどを綴るパターンではないでしょうか。

本日から私も日記(ブログ)をつけることとしました。その理由は大きく分けて以下のとおりです。

1.商標弁理士という仕事への想いを伝えるため

弊所ウェブサイト上の情報から専門性という部分は伝わったとしても、弁理士としてどれだけ真剣に仕事に取り組んでいるかをお客様候補の方々に知っていただくのは簡単ではありません。そこで、日記を通して、どんな想いで商標登録という仕事に取り組んでいるのか、どんな人間なのかというのを知っていただき、この弁理士なら頼めるなと思っていただければと考えております。

いくら仕事に想いをかけていても、それを伝えなければわかっていただけません。その具体的手段が日記であり、だからこそブログをつけている経営者の方が多いのではないでしょうか。

2.商標事務所開設からの歴史を記録しておくため

こちらは先輩弁理士の方もよく触れている部分ですが、ブログをつけていると事務所の歴史を見返すことができますし、その時々の自己の考えなんかも記録されていておもしろいという面があります。また、これから独立する方から見れば格好の参考材料ともなるでしょうし、弁理士業界全体で見ても価値あることではないかと思います。

実際に、私もブログをつけている先輩弁理士たちの記事を大いに参考にさせていただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げたいと思います。

3.商標の仕事をくださったお客様や周りの方々への感謝を伝えるため

最後に、商標のご依頼をいただいたお客様や周りの方々への感謝を伝えるためという重要な目的もございます。日々、お客様への感謝はストレートに伝えるよう心がけておりますが、それでもまだまだ足りないし、こうした公の場で改めてそれを伝えていくということは必要だろうと感じていました。日記を開始するということで、これからはどんどん感謝を発信していこうと思います。

むすび

このように、所長日記をつけることはさまざまな観点から有用だと考えられますので、無理をしない程度に更新を続けていきたいと考えております。

今後ともよろしくお願いいたします。


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弁理士 高橋 伸也
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。 自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。