今年もおかげさまで忙しい日々を過ごしておりますが、平成30年度(2018年度)中小企業等外国出願支援事業(助成金)についてウェブサイトをアップデートすると共に、これまでに弊所に外国関係のご依頼・お問い合わせ等いただきましたお客様へ助成金のご案内をお送りしました。

jetrosubsidy

外国商標助成金ウェブサイト

昨年もかなりの数の企業様を支援させていただき、年度末には2年連続となる弁理士向けの助成金情報提供セミナーで支援経験を共有させていただいたりもしました。外国商標出願助成金については他の事務所様よりも一歩も二歩も多くの経験ができており、お客様にもそのノウハウを還元できているなという自負もございます。

この外国商標出願助成金は中小企業様・ベンチャー企業様の強い味方であるとも言えますが、いろいろ制約があってうまく使わないと手間ばかりかかったり、本来必要な権利が取得できないなどのリスクもある支援制度だと考えています。それゆえ、我々弁理士がしっかりノウハウを身に着けてしっかりご案内すると共に、お客様のことを徹底的に考え抜いてお客様の利益につながるような提案をしていかなければならないと痛感しております。

 

その代表例が助成金申請手続き自体の煩雑さにあるのですが、弊所ではサポートサービス等を通してできる限りお客様の手続面の負担を減らすことを心がけています。

助成金というと甘美な響きですが、究極的にはお客様の立場に立った商標戦略の方が2倍も3倍も重要です。単純に助成金を得ようとするだけのサービスには価値がなく、専門性を発揮して、いかに使える権利を・戦略的に・費用対効果よく取得するかがポイントだと考えています。弊所では助成金サポートについてはあくまでお客様とのご縁をいただくためのサービスと位置付けており、商標戦略そのものや出願後のケアが最重要であると考えてサービス提供しております。

なお、とくに多くの企業様にご利用いただくジェトロの平成30年度(2018年度)外国商標出願助成金については期限間近にご相談いただいてもお受けできない場合もございますが、その場合も長期の視点に立って戦略立案しお客様にとってベストな商標戦略を構築するお手伝いをさせていただく所存です。昨年そのような形でご縁があり、今年助成金のブーストを得る予定の企業様も少なからずいらっしゃいます。

ご関心のある企業様は、以下のサイト末尾のフォームよりお問い合わせください。

http://subsidy.strikingly.com/


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弁理士 高橋 伸也
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。 自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。