お役所仕事という言葉があるように、公的機関の方々の対応ってどうもドライで人間味がない、杓子定規といった先入観があると思います。しかし、少なくとも私が最近かかわった範囲では、特許庁の職員の方もジェトロの職員の方もみんなサービス意識が高く、接していてとても気持ちがいいです。

1.ジェトロ職員の方との電話でのやりとり

助成金に関しては、申請書が出来上がった段階で一度メール送付して形式チェックをしていただくのですが、チェック結果に少々疑問点があったのでこちらから電話させていただきました。

担当者の方はお忙しい中にも関わらず快く対応してくれて、二点の疑問点はすぐに解消いたしました。公的機関の一職員という立場上、なかなか断定的なことは言えないとは思うのですが、考えのヒントのようなものを示唆していただき、十二分に理解することができました。

2.メールでも、小さな気配りで心温かに

メールに関しても、こちらへの小さな気配りが散りばめられており、とても心が温かくなりました。先ほどの電話での対応とも合わせて、小さいながらもお客様のために互いに協力しているという点で協力意識が芽生え、互いに尊重しあうことができたのかなと思いました。

むすび

こういう対応をしていただける機会が増えると、世の人々の公的機関職員へのイメージも変わっていくのかなと思います。少なくとも私は、特許庁やジェトロの方々には本当によくしていただいているので、これからも人として尊重しつつ協力し合っていこうと考えています。

なお、ジェトロ助成金に関しては、外国商標助成金特設ページにてチェックしていただければと思います。


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弁理士 高橋 伸也
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。 自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。