タイのマドプロ加盟に引き続き、東南アジアの大国の一つであるインドネシアもマドプロ加盟いたしました。その要点と弊所見解をお伝えいたします。

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【インドネシアがマドプロ加盟】の要点

2017年10月2日、インドネシアがマドプロに加盟しました。これにより、2018年1月2日より指定可能となります。

インドネシアがマドプロ加盟】について弊所見解

東南アジアの中でも市場規模が大きく、将来的なポテンシャルが高いとされているインドネシアについてマドプロ指定が可能になったことは、東南アジア進出を考えられている日本企業様にとっては朗報ですね。

ただ、イスラムが主たる宗教であることなどもあり、タイなどに比べると日本企業様の進出、特にサービス業における進出は商標以外の問題というところで注意する必要があると思われます。とはいえ、安価に商標登録できるようになったことは事実ですから、将来の進出に備えて一つの選択肢として考慮しておきたいところですね。インドネシア指定の際も、タイ同様、信頼できる現地代理人との関係と日本特許事務所の役割が重要であるものと思われます。

インドネシアへの商標登録出願をお考えの企業様は、ぜひ海外商標に強いフルブルーム国際商標事務所へご相談ください。

<参考:WIPOウェブサイトのニュース記事>

Indonesia Joins the Madrid System


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弁理士 高橋 伸也
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。 自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。