フルブルーム国際商標事務所の専門情報、今回は2016年3月にラオスのマドプロ加盟が発効した件についての情報です。
【ラオスがマドプロ加盟】の要点
ラオスは、2015年12月7日にマドプロに加盟し、2016年3月7日にその効力が発生しました。ラオスの加盟時点でマドプロ加盟国・地域数は97となりました。
【ラオスがマドプロ加盟】について弊所見解
ラオスは経済力の観点からすると多くの日本企業にとってまだまだ市場としてはみなされない国かもしれませんが、フロンティアを狙いに行く企業様には朗報ですし、グローバル企業のように網羅的に権利を押さえたい企業様にとっては効率的に出願できる手段が出来ましたので良いニュースですね。これに追随する形で、加盟予定が遅れ気味になっている他の主要東南アジア各国もマドプロ加盟への歩みを進めてほしいところです。
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<参考:WIPOウェブサイトのニュース記事>
The Lao People’s Democratic Republic Joins the Madrid System
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弁理士 高橋 伸也
所長弁理士 : フルブルーム国際商標事務所
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。
自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。
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