施行時期が正式には決定していないのですが、平成27年度の商標法改正は、登録料・更新料が大幅に引き下がる商標権者にはありがたい改正です。
主要なポイントを解説したので、よろしければぜひご覧ください。
朗報!平成27年度の商標法改正で登録料・更新料が大幅ダウン!
平成27年度の「特許法等の一部を改正する法律」が平成27年7月10日に公布されました。
職務発明が中心的な改正点のように捉えられていますが、要チェックしておかなければならないのが特許料並びに商標登録料及び更新登録料の引き下げです。なんと、商標登録料に至っては25%程度の大幅引き下げとなり、権利者の負担がかなり軽くなります。
なお、切り替えのタイミングで知っておかないと損をするポイントがありますので、ご紹介したいと思います。現在出願中の方は特に要チェックです。
登録料・更新料の引き下げで商標権が取得しやすくなるので、これまで以上にしっかりと商標戦略を立てられるようになりベンチャー・スタートアップを応援している弁理士としてはとてもありがたい改正であると感じています。
弊所では商標専門の特許事務所として、常に費用対効果を考えてお客様にとってのベストの解を探していますので、お気軽にお問い合わせください。
The following two tabs change content below.

弁理士 高橋 伸也
所長弁理士 : フルブルーム国際商標事務所
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。
自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。

最新記事 by 弁理士 高橋 伸也 (全て見る)
- 平成30年度(2018年度)中小企業等外国出願支援事業(助成金)のご案内 - 2018年5月7日
- アフガニスタンがマドプロ加盟、中東出願の費用・手続面のハードルが下がる - 2018年5月7日
- インドネシアがマドプロ加盟、東南アジアにおける商標保護が容易に - 2017年11月26日