商標出願は会社の設立登記や各種許認可手続きのように自分で行うこともできますが、大企業のように自社内で弁理士など知的財産のプロを抱えている会社以外は弁理士に頼む方が多いでしょう。それは、たとえ一定の手数料を払うとしても、弁理士に頼むと得することが多いからです。以下では、得するポイントを3つほどご紹介したいと思います。

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1.商標出願手続きに関する人件費などのコスト、書類作成の労力を節約できる

商標登録願(願書)は一見すると紙数枚程度なので簡単に作れるかのように思うかもしれませんが、書式が整っていないと受理されませんし、しっかりとした権利を確保しようといろいろ調べ物をすればそれだけ多大な労力がかかります。

そもそも、商標出願の代理をするための弁理士という資格を得るには通常数年かかり、勉強時間にして数千時間かかると言われています。そんな弁理士が行う仕事と同じ内容の作業をやろうとすれば、いかに時間と労力、費用がかかるか理解していただけるかと思います。

2.しっかり使える・守れる商標権が取得できる

商標もその記載の仕方で権利範囲は大幅に変わってきますし、それ以上に、指定商品・役務の記載の仕方でその商標権の強さは大きく変わってきます。

弁理士は常に指定商品・役務について考えており、さまざまな事例をもとにいかにして費用対効果の高い強い権利を作り出すかを考えているので、しっかり使える・守れる商標権が取得できるものと思います。一方、商標の手続きに慣れていない方がやるとすると、どうしても抜けや漏れが発生してしまい、

3.商標権取得前・取得後に弁理士に継続的に相談に乗ってもらえる

ここも見逃してはならないポイントですが、商標登録する前はもちろんのこと、取得後も継続的に商標に関する相談に乗ってもらえます。

商標権を取っただけでは意味がなく、それを活用したり、何かトラブルが発生した時に対応したりということが必要になってくるのですが、そんな時に基本的には出願を担当した弁理士であれば気軽に相談に乗ってくれて、アドバイスをくれるものと思います(少なくとも弊所はそうです)。この安心感はなかなか代えがたいものであり、自社出願した場合には親身な対応は求めづらくなってしまうという面があると思います。

まとめ

数千時間もの勉強時間をかけ、それ以上の実務経験を積んできた弁理士が、そんなに高くない費用で代理するわけですから、それを利用しない手はないと思います。社長さんにはほかにやるべきことがあり、それに貴重な時間や費用をかけるべきだというのが私の意見です。

はじめての商標出願は、ベンチャー・スタートアップ商標登録応援キャンペーン実施中の商標専門弁理士までお気軽にご相談ください。


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弁理士 高橋 伸也
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。 自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。