商標登録出願に関する助成金・補助金は外国出願向けのものが多いのは事実ですが、自治体単位で国内商標出願への助成金を出しているところもございます。

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photo credit: Flag of Japan via photopin (license)

自治体によって助成金の有無が異なり、助成金がある場合はその自治体に登記を有している法人向けのものが多いので、使えるかどうかはどの自治体に属しているかによります。また、公募時期も限られていることが多いので、タイミングの問題もあります。

ただ、助成金を使えるのに使わないのは損ということもありますし、まずはチェックしてみるのもいいかもしれません。

以下では一例として台東区の商標登録助成金の概要を記載いたします。

公募受付期間:2015年4月1日~先着順。予算満了次第終了

助成対象:助成金の申請日以降一定期間に行った商標出願及び登録に要する経費

補助率:助成対象経費の1/2

補助上限額5万円

国内出願にかかる費用は外国出願に比べると少額なので、登録料も助成対象となっており、かつ、助成額も少額ですね。一方で、提出書類も外国出願に比べればシンプルなので、トライする価値はあると思います。

弊所では、補助金・助成金の申請サポートから出願まで対応しています詳しくは、商標登録の補助金・助成金サポートをご覧ください。


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弁理士 高橋 伸也
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。 自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。