フルブルーム国際商標事務所の専門情報、今回は、日台・日韓の類似群コード対応表についてです。

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日台類似群コード対応表(ニース国際分類[第10-2015版]対応)の公表について

日韓類似群コード対応表(ニース国際分類[第10-2015版]対応)の公表について

類似群コードとは、特許庁が類似であると推定する指定商品・役務をグループ分けし、グループごとにコードを付して審査の際の統一的基準として用いているものです。日本ではおなじみの概念なのですが、実は世界では類似群コードを使っている国は少数派で、東アジアの国々特有の制度だったりします。

そんな東アジアの国々でも、それぞれ使用されているコードは異なり、同じ商品でも異なるコードが付されていたり、日本語での商品名をそのまま韓国語訳などしても韓国特許庁に受け入れられなかったりと利便性に欠ける面がありました。それを解消すべく情報提供されているのが、日台・日韓の類似群コード対応表です。

台湾・韓国への出願する際の指定商品・役務の選択や、各国における先行商標調査の役に立ちます。

台湾・韓国への商標登録出願についてのご相談は、外国商標登録やマドプロに強い、商標登録専門事務所へ。


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弁理士 高橋 伸也
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。外国商標やマドプロに強い商標専門のフルブルーム国際商標事務所所長。日本弁理士会の海外支援委員会・貿易円滑化対策委員会委員。業界紙やWEBメディアなどで寄稿多数。 自身の起業経験及び外国商標実務の経験から、ベンチャー・スタートアップ支援と海外進出支援に力を入れているほか、助成金の活用も積極提案している。